大洗パンツァーはんまールール解説(暫定)


洗パンツァーはんまー(仮称)当日ルール/レギュレーション案(第3案) 


1:概要
2:レギュレーション
3:当日ルール
4:タイムスケジュール
5:追加属性、追加技能、武器/装備品

1:概要
 アニメ「ガールズ&パンツァー(以下ガルパン)」内で登場する架空のスポーツ、戦車道(せんしゃどう)がテーマとなったメイド&メイデンズ(以下M&M)のゲーム大会です。一見するとただの戦車同士の戦争に見えますが、「安全面に配慮された装甲+砲弾」「搭乗者は女性のみ」「スポーツであり武道である」という原作の雰囲気を再現をするために大掛かりなルール変更と厳格なレギュレーション設定が行われております。
 以前行われた第2案でのテストプレイでは同作品の世界観を演出できないばかりか、ゲームとしてもあまり盛り上がらなかったことを反省し、この第3案では、テストプレイヤーの皆様からご意見をの当日ルールの枠を超え、「ジェダイはんまー」のような独立エキスパンションとしてさらに抜本的なゲーム構築を目指します。レギュレーションに関しては現状で続投します。

・女性フィギュアと戦車をセットにした「ユニット」による試合
・各人の持ち寄ったユニットによって選べる2つのレギュレーション
・戦車のクラス(大きさ)と装甲値の概念。たとえば装甲値3の戦車は3ダメージの攻撃は何度食らっても大丈夫だが4ダメージが入ると即、走行不能になる。HPはない。
・[戦車砲]の設定。大中小口径と、長短砲身の6パターン。飛距離は統一する。
・被弾した戦車は、回数に応じて機器の状態をサイコロでチェックする「機器チェック」を
行う。最悪の場合エンジンが炎上、走行不能になることも。
・ZOCを廃止。その代わり、相手の戦車に接触した状態でのみ、判定マイナス1、ダメージ+2のゼロ距離射撃を仕掛けることが可能。


2:レギュレーション
 大洗パンツァーはんまーは、M&Mと戦車道という2つの要素を兼ね備えたゲーム大会という側面から、はんまー者と戦車愛好家、双方のニーズに応えるため、レギュレーションを2つに分けるという異例とも言える措置をとりました。
 リミテッドレギュレーションは、見応えのある情景の再現のためと、ドールよりも繊細で壊れやすい戦車模型をユニットとするため、レギュレーションがこれまでのめいどはんまーに比べ、非常に厳格に設定されております。一方、アンリミテッドレギュレーションはいつものめいどはんまーに近いレギュレーションで、参戦ユニットの自由度が高いのが大きな特徴です。
 今回、戦車という専門性の高いジャンルを扱うに当たって、主催だけでは公平な判断が出来ないと判断し、戦車について造詣の深い参加者を「ジャッジ」に任命し、彼らには各レギュレーションの最終判断とゲームの進行をお願いいたします。ゲーム中のジャッジの判定は絶対で、判定が下された場合は主催でも覆すことが出来ません。
 
リミテッドレギュレーション

1.参戦資格とユニット
 リミテッドレギュレーションでのゲーム大会(以下リミテッドゲーム)に参戦する資格を持つのは、戦車の模型に女性フィギュアが搭乗した形態である「ユニット」に限定する。それ以外の形態でゲームへの参戦は一切許可されない。

2.戦車
 参戦できる戦車は「装甲戦闘車両」もしくはそれに類するものとする。リミテッドゲームに参戦できる戦車は以下の条件を全て満たす必要がある。

 1)現在までに実際に生産および設計された戦車の模型であること。
 2)大きさは1/12〜1/35サイズであること。
 3)金属、レジンキャスト、ABS樹脂、スチロール樹脂、木材のいずれかまたは複数を素材とした完成品、または製作した模型であること。
 4)戦車長である女性フィギュアを搭乗可能なスペースまたは装置を備えていること。
 5)車体は装甲、もしくは装甲であることを連想させるもので覆われていること。
 6)履帯(キャタピラ)など、移動するための装置および、移動することを連想させる機構を、造形などで表現されていること。
 7)SD(スーパーディフォルメ)など、極端にプロポーションが変形されていないこと。
 8)戦車、武装、装備品全てに関して、形状、設定、性能、時代考証のいずれも明らかに間違っていないこと。
  ただし現用戦車など、その時代の装備が武器のレギュレーションに合致しない場合はその限りではない。

3.女性フィギュア
 戦車長として搭乗する女性フィギュアがゲームに参戦するためには、以下の条件を全て満たす必要がある。

 1)明らかに女性に見えること。
 2)目、口のいずれかが外見で確認できること。
 3)搭乗する戦車に比べて極端に大きすぎたり小さすぎたりしないこと。
 4)裸体など、劣情を催したり、生理的嫌悪感を感じさせる外見をしていないこと。

4.搭乗の定義
 ゲームに参戦する全ての女性フィギュアは戦車に搭乗している必要がある。以下の条件を全て満たした状態で初めて「搭乗」と認められる。

 1)フィギュアを戦車の内部に完全に納めるか、キューポラやハッチから顔もしくは上半身を出している状態であること。
 2)フィギュアの下半身が戦車からはみ出したり、露出していない状態であること。
5.紙製の戦車(ダンボール戦車)の参戦可否
 紙を材料としたペーパークラフト戦車、ダンボール戦車は、原則としてリミテッドゲームに参戦することは出来ない。ただし、造形、塗装など一定以上のクオリティが主催、もしくはジャッジに認められた場合、例外としてリミテッドゲームへの参戦を許可される。

 
アンリミテッドレギュレーション
1.参戦資格とユニット
 アンリミテッドレギュレーションでのゲーム大会(以下アンリミテッドゲーム)に参戦する資格を持つのは、戦車の模型に1体以上の女性フィギュアをセットにした「ユニット」に限定する。必ずしも搭乗している必要はない。それ以外の形態でゲームへの参戦は一切許可されない。

2.戦車
 アンリミテッドゲームに参戦する場合、戦車、装甲車両、戦車と名のつくもの、戦車を連想させるものなら参戦可能。素材に制限はない。大きさも自由だが、とり回しが容易な範囲での大きさを推奨する。

3.女性フィギュア
 
ユニットを構成する女性フィギュアがアンリミテッドゲームに参戦するためには、以下の条件を全て満たす必要がある。
 1)明らかに女性に見えること。
 2)目、口のいずれかが外見で確認できること。
 3)手足などが可動すること。
 4)裸体など、劣情を催したり、生理的嫌悪感を感じさせる外見をしていないこと。

3:当日ルール

 「戦車同士のスポーツ、武道」という現実世界ではありえないガルパン世界を再現するために、M&Mのルールにも大幅な変更が加えられています。記述のない場合にはM&M公式ルールブック(以下ルールブック)に準じますが、当日ルールとの齟齬があった場合には原則として当日ルールを優先します。
・ユニットについて
 当日ルールでのゲームに参加できるのは戦車の模型と女性フィギュアをセットにした「ユニット」に限定します。フィギュアだけ、もしくは戦車だけの参戦は不可です。全てのユニットは属性[戦車(属性)](後述)となります。
 ユニットはルールブックに記載されている「ドールさん」に置き換えて処理されます。なお、当日ルールではMPは「メイドポイント」でなく「ミポリンポイント」の略とします。


・・武器、装備品、技能等の制限
今回の当日ルールは準エキスパンションルールとしての位置づけなので、属性、武器、装備品については当ルールに記載されているものしか使用できません。
技能はM&Mの一部技能が使用できます。
使用可能技能リスト
隠蔽
気合
究極幸運
強行
幸運
集中
水泳
狙撃
のろま
不幸
へっぽこ
へにょへにょ
まぬけ
身代わり
友情

・当たり判定と走行不能について
 戦車道では人間への砲撃が一切禁止されているため、女性フィギュアはいっさい傷つかないという設定です。ユニットへの攻撃の際、攻撃をさせる戦車の砲塔を基準とし、攻撃目標である戦車の車体手前部分をメジャーなどで計り、距離を求めます。女性フィギュアを攻撃目標には出来ません。
 また、今回はHP(ヒットポイント)の概念はなく、戦車道独自の判定システムによる「装甲値」が設定され、1度の攻撃でそれ以上のダメージが入った場合、直ちに走行不能となります。(M&Mの行動不能と同義)試合用の特殊な砲弾とカーボンを使用した強固な装甲のため、車内が危険に晒されることは絶対にありえません。また、貫通もしません。
 走行不能になったユニットはそうだと判る様に「白い旗」を戦車にくくりつけるか、女性フィギュアに持たせてください。
・戦車について
 戦車は軽戦車から超重戦車まで4つのクラスがあります。装甲値は超重戦車が最も高く、逆に、移動力は軽戦車が一番高いです。
超重戦車 (装甲5・移動力2)60t超・MP40
マウス、エレファント(黒森峰)
重戦車  (装甲4・移動力3)40〜60t・MP30
ポルシェティーガー(レオポンさん)
ティーガーU、ティーガー、パンター(黒森峰)
JS−1、KV−2(プラウダ)
チャーチル(聖グロ)
中戦車  (装甲3・移動力4)20t〜40t・MP20
W号戦車(あんこう)、M4シャーマン(サンダース)、T37(プラウダ)
マチルダU(聖グロ)M3中戦車リー(ウサギさん)
軽戦車  (装甲2・移動力5)20t未満・MP10
38(t)B/C(カメさん),八九式中戦車(アヒルさん)、
V号突撃戦車(カバさん)
・戦車砲について
 すべての戦車は専用の直射武器である戦車砲を装備することが出来ます。口径は小口径、中口径、大口径の3種類。砲身の長さは短砲身、長砲身の2種類あり、計6種類の中から選べます。最大3門まで装備が可能ですが、2門目から1門増えるごとに移動力が1減少します。
 原則として中戦車は中口径まで、軽戦車は小口径の戦車砲しか装備することが出来ません。ただし、技能[突撃砲/駆逐戦車]を取得することで1サイズ大きい口径の戦車砲を1門だけ装備可能ですが、[突撃砲/駆逐戦車]は砲塔が回らないので射撃による反撃が出来ません。
・武器の切り替えについて
 当日ルールでユニットが使用する武器は[両手利き]や組み合わせ武器を使用しなくても瞬時に切り替え、使用が可能です。

・ZOCの廃止とゼロ距離射撃
 通常のM&Mと違い、ZOCの概念はなく、全て行動フェイズで射撃関係の解決を行います。また、敵ユニットに接触した状態でのみダメージを増やす「ゼロ距離射撃」を行うことが出来ます。(反撃では行えません)具体的には、ゼロ距離射撃を宣言したあと、攻撃判定値をマイナス1でサイコロを振り、成功したら算出したダメージに+2されます。なお、相手に肉薄するために微妙に戦車を動かすため、狙撃と併用は出来ません。
例:小口径短砲身の戦車砲(判定3、ダメージ−1)でゼロ距離射撃を行った場合、本来の判定値3からマイナス1され、2以下でないとゼロ距離射撃は成功しない。2の目で成功した場合、2ポイントのダメージ修正が入り、ダメージは(2−1)+2=3ダメージとなる。相手が長砲身の戦車砲しか持っていなかった場合、反撃は出来ない。
・機器チェックについて
 全ての戦車は装甲値以下での攻撃を受けた際、機能が正常かどうか確かめるために各フェイズの終了時に士気チェックならぬ機器チェックを行います。
(装甲値より1以上高い攻撃を受け、ダメージが確定した場合即座に走行不能になります)

※機器チェックの対応表
6・駆動系の不調  (目標値5以下、次の行動終了まで15センチしか動けない)
5・駆動系の不調  (目標値4以下、次の行動終了まで15センチしか動けない)
4・戦車砲の不調  (目標値3以下、次の行動終了まで間戦車砲の攻撃判定マイナス2)
3・装甲低下   (目標値2以下、次の行動終了まで戦車の装甲値がマイナス2低下)
2・機関炎上    (目標値1、エンジンが燃え走行不能となり、白旗があがる。)
1・機器異常なし  (絶対成功)
 
1回被弾した場合は目標値が5となり、サイコロを振って5以下が出れば異常なしですが、6が出ると、「駆動系の不調」をきたし、1ターンの間、移動力が下がります。被弾するたびに目標値が1ずつ下がっていきますが0以下にはなりません。機器チェック終了後、被弾数は0にリセットされます。

・勝敗条件について
 原作を再現するに当たって、フラッグ戦、殲滅戦のいずれかを選んでからゲームを開始します。
1)フラッグ戦
 二軍に分かれ、色のついた三角の旗をつけた「フラッグ車」を各軍1ユニット用意。フィールドの両端45cm以内を陣地とし、それぞれのユニットを陣地内に配置してゲームを開始します。
 敵のフラッグ車を攻撃し、先に走行不能にさせたほうの勝利となります。またフラッグ車同士の直接対決で相打ちになった場合は、先制した陣営の勝利となります。
 ゲームは90分。勝敗がつかなかった場合には走行不能になった戦車数が少ない方が勝利となり、同数の場合は引き分けとなります。
 
・破損対策の推奨と免責事項
 ゲーム中の思わぬ接触から発生する、戦車や女性フィギュアの破損を未然に防ぐため、ゲームに参戦する全ユニットのプレイヤーは、参戦するレギュレーションに反しない範囲で強度的に弱いパーツの補強、もしくは取り外しなどの加工を行うことをを強く推奨いたします。
 もし会場内、および会場までの移動時に戦車、フィギュア等が破損した場合でも、主催はその責を負わないものといたします。ユニット破損が原因でプレイヤー同士でトラブルが発生した場合は、原則として当事者同士で話し合って解決してください。主催およびジャッジは一切干渉いたしません。
 

4:タイムスケジュール
 テストプレイのため現状未定です。


5:追加属性、追加技能、武器/装備品

今回の大洗パンツァーはんまーに参加できる属性は、軽戦車、中戦車、重戦車、超重戦車の4種類のみとなります。各戦車には装甲値が設定されていて、1回の攻撃で装甲値よりも1以上大きいダメージが与えられた場合、「装甲を貫通した」と判定され走行不能になります。
 戦車に搭載する武装はMPが許す限り最大3つまで装備が可能ですが、2つ目以降は移動力が1ずつ低下してしまいます。


名称  :軽戦車
消費MP:10
能力  :装甲値2、移動力5の能力を持った戦車で、装甲よりも機動力を重視しています。軽戦車は小口径の[戦車砲]を取得、使用ができますが、中口径、大口径の[戦車砲]は取得できません。
名称  :中戦車
消費MP:20
能力  :装甲値3、移動力4の能力を持った戦車で、装甲と移動力のバランスがとれています。中戦車は中口径までの[戦車砲]を取得、使用ができますが、大口径の[戦車砲]は取得できません。
名称  :重戦車
消費MP:30
能力  :装甲値4、移動力3の能力を持った戦車で、装甲を重視した戦車です。大口径の[戦車砲]を含めた全ての戦車砲を装備できます。

名称  :超重戦車
消費MP:40
能力  :装甲値5、移動力2の能力を持った戦車で、最高の装甲値をもつ戦車ですが、移動力は全クラスで最低です。全ての戦車砲を装備できます。
 
名称     :戦車砲(小口径短砲身)
分類     :戦車用射撃武器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):90cm/180cm
反撃     :〇
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :ダメージ−1

名称     :戦車砲(小口径長砲身)
分類     :戦車用射撃武器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):120cm/240cm
反撃     :〇
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :30
備考     :短砲身の戦車砲によるゼロ距離射撃を受けた場合、この武器で反撃を行うことが出来ません。

名称     :戦車砲(中口径短砲身)
分類     :戦車用射撃武器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):90cm/180cm
反撃     :〇
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :20
備考     :―

名称     :戦車砲(中口径長砲身)
分類     :戦車用射撃武器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):120cm/240cm
反撃     :〇
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :40
備考     :ダメージ+1。短砲身の戦車砲によるゼロ距離射撃を受けた場合、この武器で反撃を行うことが出来ません。

名称     :戦車砲(大口径短砲身)
分類     :戦車用射撃武器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):90cm/180cm
反撃     :〇
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :30
備考     :ダメージ+1

名称     :戦車砲(大口径長砲身)
分類     :戦車用射撃武器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):120cm/240cm
反撃     :〇
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :50
備考     :ダメージ+2。短砲身の戦車砲によるゼロ距離射撃を受けた場合、この武器で反撃を行うことが出来ません。
 
名称     :戦車砲用榴弾(1発)
分類     :戦車用射撃武器
攻撃タイプ  :曲射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):使用武器による
反撃     :×
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :4
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :戦車砲用の榴弾で、使用する戦車砲の有効射程で曲射撃を行います。判定に成功してもダメージは与えられませんが、対象に命中した場合は機器チェックを行う必要があります。また、木やブッシュや建物などに向けて使用するとこれらのうち1つをフィールドから除去することが出来ます。その際はサイコロを振る必要はありません。
 

名称     :痛迷彩(いためいさい)
分類     :身体能力
使用条件   :ユニット戦車の表面積50%以上に女性キャラクターの絵が描かれて
        いること、[まぬけ]を持っていないこと
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−40
効果     :ゲーム、アニメキャラクターや作品への愛が具現化した一つの到達点で、女性キャラクターのイラストを戦車に施すことで戦意を高揚させ、搭乗員のポテンシャルを最大40%引き出します。その代償として、反遮蔽の効果を受けることが出来ず、さらに敵からの攻撃判定値が+1されてしまいます。ただし、判定値は5までしかあがらず、武器本来の判定値以上にダメージを与えることは出来ません。
(判定4の武器は痛迷彩のユニットへの攻撃判定は5となるが、5が出た際にはマイナス1されて4となる。4の目が出た場合はそのまま4になる。)

名称     :援護防御
分類     :技能
使用条件   :移動力が3以上あること
使用タイミング:味方ユニットが被弾、なおかつ装甲を貫通された場合
消費SP   :1
消費MP   :20
効果     :技能[身代わり]の上位技能です。半径60cm以内にいる味方ユニットが受けたダメージを、自分に移し替えることができます。

名称     :機動回避
分類     :技能
使用条件   :移動力が2以上あること
使用タイミング:自分ががダメージを受けた時
消費SP   :1
消費MP   :20
効果     :機動力と操縦テクニックを駆使して敵の攻撃を回避、無効化します。対象となる1回の攻撃に対しサイコロを振り、1〜3の目が出ればあらゆる攻撃を無効化し、最大30cm(白兵戦時は15cm)まで移動できます。なお、判定に失敗しても移動は可能です。
 
名称     :斥候(せっこう)
分類     :技能
使用条件   :ユニット内に女性フィギュアが複数いること
使用タイミング:行動
消費SP   :1
消費MP   :20
効果     :ユニット内の女性フィギュアのうち、戦車長以外の1体を斥候とし、60cmの射程距離で射出。偵察に出すことが出来ます。以降、斥候は4歩(60cm)で移動。戦車長とはケータイで連絡し、自軍全てのユニットと情報共有が可能です。
 斥候は自分の行動フェイズで以下の行動を行うことが出来ます。
1:半径30cm以内の完全遮蔽、半遮蔽状態のユニットの発見。(遮蔽なしの状態になる)
2:半径30cm以内の[隠蔽]状態のユニットの発見。(判定3で看破)
3:半径60cm以内の敵ユニットに対して、派遣したユニットの命中補助
  (サイコロの目マイナス1修正、味方ユニットは不可)
4:半径15cm以内の敵斥候の排除(対抗ロールでサイコロを振り、相手の出した目以上なら対象は排除される。負けても逆に排除されない)
5:自軍ユニットの戦車に帰還(どこにいても即時帰還できます)
 斥候は女性フィギュアなので、敵斥候以外のあらゆる攻撃を受けません。また、排除された斥候はその場で派遣したユニットの戦車に逃げて帰ります。
 
名称     :突撃砲/駆逐戦車
分類     :身体能力
使用条件   :―
使用タイミング:行動
消費SP   :―
消費MP   :−5
効果     :回転砲塔を固定式に改造することで、軽戦車は中口径まで、中戦車は大口径の戦車砲を装備することが可能ですが、その場合、固定砲塔での反撃は行なえません。また、固定砲塔は2門以上取得することは出来ません。

名称     :戦車切り払い
分類     :技能
使用条件   :―
使用タイミング:ユニットに砲弾が当たったとき
消費SP   :―
消費MP   :10
効果     :砲弾に対し、装甲を斜めになるように微妙にコントロールすることで被弾時のショックを軽減します。ルール的にはダメージを1軽減する効果があります。複数から攻撃を受けた場合は、その中から一つを選択します。

名称     :格闘技(戦車)
分類     :技能
使用条件   :対象の戦車に接触していること
使用タイミング:行動
消費SP   :―
消費MP   :10
効果     :敵戦車に体当たりをかけて足止めすることが出来ます。移動フェイズ後、対象の敵ユニットに接触していた場合、判定2でチェックし、成功すると1ターンの間、全ての判定にマイナス2のペナルティを受け、一切の移動ができなくなります。ふたたび判定(攻撃判定3で行えます)を行い、失敗するとその時点で拘束が解かれます。
名称     :精密射撃/弱点攻撃
分類     :技能
使用条件   :直前の移動フェイズにまったく移動しないこと
使用タイミング:行動
消費SP   :―
消費MP   :40
効果     :敵ユニットの装甲が薄いところを正確に狙い撃ちます。判定値のマイナス1でサイコロを振り、成功した場合、算出したダメージに+2されます。[狙撃]との併用も一応可能ですが、ゼロ距離射撃とは併用できません。
名称     :タフネス設計
分類     :身体能力
使用条件   :[こだわり設計]を持っていないこと
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :20
効果     :全日本戦車道連盟の規定に反しない範囲で、戦車の特性に調整を施します。[タフネス設計]とは、戦車のパフォーマンスをおさえめにする代わりに各パーツの負荷にマージンを取り、耐久性を向上させる設計思想です。被弾した際の機器チェックの目標値に+1のボーナスを得られます。なお、目標値が6以上になった場合は機器チェックを行う必要はありません。これにより機器チェックの目標値が最低でも2になるため、機関炎上が発生しなくなります。
名称     :こだわり設計
分類     :身体能力
使用条件   :[タフネス設計]を持っていないこと
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−20
効果     :全日本戦車道連盟の規定に反しない範囲で、戦車の特性に調整を施します。[こだわり設計]とは各パーツの耐久性能を犠牲にしてまでも、さらなるパフォーマンスを追求する設計思想です。被弾した際の機器チェックの目標値に−1のペナルティがつきます。目標値が0以下になっても目標値は1のままです。
 
名称     :高速機動戦闘
分類     :技能
使用条件   :移動力が4以上あること+[のろま]をもっていないこと。
使用タイミング:行動
消費SP   :1
消費MP   :50
効果     :搭乗員が一丸となり、戦車の性能を限界まで使い切ることで、電光石火の早業で怒涛の攻撃をくりだします。相手の戦車は一切反撃が出来ません。フェイズ開始時に宣言すると、他の自軍ユニットに先んじて2セット分の移動+行動が可能です。敵ユニットに攻撃を仕掛けた場合、反撃を一切受けることはありません。(防御行動は可能です)
[高速機動戦闘]は戦車に大きな負荷がかかるため、2回目の行動終了時に目標値2の機器チェックを行います。



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