いちかわはんまー14 (合体アオシマはんまー)ルール解説


OPERATION of The SATURN ARROW
「宇宙悪魔砲を阻止せよ!ヒゲマックス将軍の野望!?」


 197X年、魔王デービン率いる宇宙悪魔帝国が自律型巨大兵器「宇宙ビースト」を伴い、日本にむけ侵攻を開始した。宇宙ロボット研究所はこれに対してスーパーロボット「ゲッP−X」を開発。圧倒的な戦闘力でこれを駆逐し、目覚ましい戦果を挙げた。
しかし、同研究所の最大のスポンサーであるアローマ社の経営破たんにより資金繰りが悪化。パワーアップを続ける宇宙ビーストに対抗するための「ゲッP後継機開発計画」が完全に頓挫してしまった。
その混乱に乗じ、デービンは2010年の世界からやってきた未来人「ヒゲマックス」を将軍に迎える。彼の持つ未来技術「figma」を流用し、プロポーションの破綻なく可動と耐久性を両立した「ネオ宇宙ビースト」を誕生させた。ゲッP−Xは善戦するも「未来」のオーバーテクノロジーに、なすすべもなく破壊されてしまった。
ゲッP亡き今、日本を守るのは合体ロボット「アトランジャー」を擁するタイガーシャーク。そして、宇宙空母(スペースキャリア)レッドホークを旗艦とするレッドホーク連合艦隊のみとなった。しかし、1970年代の技術水準では、figmaを持つ宇宙悪魔帝国を足止めするのが精一杯であった。
この絶望的な状況の中、わずかな望みが残された。レッドホーク連合艦隊の技術顧問であるアオシマキャラクター部スタッフが、破壊されたネオ宇宙ビーストの残骸をもとにfigmaのテクノロジーを解析。アオシマが持つ「合体マシン」の技術と組み合わせた可動システム「mobip」を完成させた。試験的にmobipを採用した「リトルバスターズ」「けいおん!」は課題をかかえながらも一定の戦果を挙げている。
対する宇宙悪魔帝国も月面に「宇宙悪魔砲」と呼ばれる広域破壊兵器を配備完了した。2010年の未来技術が勝つか。はたまた70年代の日本の科学力が勝つか。そしてヒゲマックスの真意は?それぞれの思惑を乗せて最終決戦の時は刻一刻と近づいている。


1:ゲームの概要 
 

今回は殲滅戦+エリア到達による複合ポイントルールです。宇宙ロボット研究所陣営(青軍)と宇宙悪魔帝国陣営(赤軍)に分かれて戦います。敵軍ユニットのHPが0になると1ユニットあたり2ポイント、士気崩壊することで1ポイントの得点が陣営に加算されます。さらに自軍ユニットが敵軍陣営の端から白線で区切られたエリア(本拠地)に侵入するとエリア到達ボーナスとして、移動フェイズ終了時に自軍陣営は2ポイントの得点を獲得します。

行動

結果

敵軍ユニットのHPが0になる。

自軍に2ポイント

敵軍ユニットが士気崩壊する。 

自軍に1ポイント

敵軍本拠地に侵入した。  

自軍に2ポイント



ポイントの獲得は、それぞれの方法で1ユニット1回までとします。2回以上敵ユニットを戦闘不能にしたり、士気崩壊しても、以降のポイントは加算されません。エリア到達のポイント獲得も同様です。

例:あるユニットが一度士気崩壊になって敵軍本拠地に進入。その後HPが0になり、[根性]で復活した場合、2ポイントを自軍に、3ポイント(士気崩壊1P+戦闘不能2P)を敵軍に加算する。
試合持間は3時間。最終的に得点の高い陣営が勝利となります。同点の場合は戦闘不能数が少ない陣営の勝利になり、それも同一なら引き分けとなります。

今回のフィールドは宇宙エリアと地球エリアに分かれていますが、アオシマなので酸素の有無や高低差などを考慮する必要はありません。通常のはんまー同様に処理されます。




参戦可能ユニット:

市川8で採用されたマルチスケールルールを採用。ミクロ+神姫から60ドールまでの可動フィギュア、ドールがプレイヤーキャラとして参戦可能。

■■■ユニットとして参戦できる可動人形(マルチスケール)■■■

60センチ級ドール

ボークス社製DD、SD、MDD、MSD
オビツ社製60センチ素体など
(最大HP+2の特典があります)

27センチ級ドール

ボークス社製ドルフィー(Midi、Mini含む)
オビツ社製素体(27、25、23、21センチ)
各社12インチアクションドールなど

14センチ級フィギュア

コナミ社製武装神姫などのMMS素体、アムドライバー
コトブキヤ社製リボルテックシリーズ
グッスマ製のfigmaシリーズなど

10センチ級フィギュア

タカラトミー(タカラ)社製ミクロマン各種
アトリエ彩製のデュエルメイドおよびアクションフィギュアシリーズ
ねんどろいど、アオシマ製モビップなど 

※1他にもイベント主催者が認めれば、これ以外のドール、フィギュアを参戦させることが可能です。
※2すべてのサイズで男女ドール、フィギュアとも参戦可能です。服装も自由ですが、公序良俗に反する服装はお断りすることがございます。
※3無可動のフィギュア、フル可動改造を施していないガシャポンフィギュアなどはお断りすることがございます。
※4参戦に関して制限があるのはプレイヤーが操作するドールさんのみです。武装、持ち物、召喚獣などとしての参戦の際はこの限りではありません。

さらに今回は、アオシマはんまーという性格上、往年のアオシマ社製品(プラモデル含)、イマイ社、アリイ社、東京マルイ社などの1970年ごろに発売されたオリジナルキットをユニットとして参戦許可いたします。組み上げられていれば未塗装でも問題ありません。

 
採用ルール
M&M0.81
いちかわはんまー14当日ルール
まことに勝手ながら、今回はATおよびパワードスーツの参加は原則不可とさせていただきます。
※他エリアでのローカルルールや過去の市川の当日ルールは断りがない限り適用されませんのであらかじめご了承ください。


 2:当日の追加技能

名称     :アオシマ(ユニット)
分類     :特殊能力
使用条件   :アオシマ製可動フィギュア、人型プラモデル、
アオシマオリジナルキャラクターであること。
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−10
効果     :アオシマを題材とした本イベントに対して合わせていただいたプレイヤーにペナルティなしのマイナス技能を付与します。アオシマ(乗り物)と併用が可能です。

名称     :アオシマ(乗り物)
分類     :特殊能力
使用条件   :アオシマ製乗り物フィギュア、乗り物プラモデルでの参加
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−10
効果     :アオシマを題材とした本イベントに対して合わせていただいたプレイヤーにペナルティなしのマイナス技能を付与します。アオシマ(ユニット)と併用が可能です。


名称     :合体マシン
分類     :特殊能力
使用条件   :合体、分離機構を有していて、なおかつ移動力が1以上あること。
使用タイミング:移動(白兵移動含)
消費SP   :―
消費MP   :20
1つのユニットを2つ以上のパーツに分離することで機動力を向上させます。移動フェイズ開始時にユニットを2つ以上の合体マシンに分離します。「合体マシン」とありますが、[機械]属性以外でも習得が可能です。(アオシマなのでこまかいことは気にしません。)
分離は移動フェイズに行い、分離中は移動力が1歩(15センチ)増加します。しかし、分離中はすべての白兵武器、白兵技能が使用不可となります。分離時の攻撃判定は頭部を構成するマシンを基準とし、他のパーツには当たり判定が一切ありません。
構成する合体マシンの数は2体以上であれば上限を設定しませんが、アオシマ製合体マシンは4体に分離するものが多いので、最大でも4機までの合体、分離が望ましいです。
分離、合体時の整合性についてはアオシマなので厳密である必要はありません。




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