「この森は妖精たちの住まう場所。聖地を侵す者には災いがふりかかるであろう。」
近隣の村の長老はそう答えた。しかし世界的なエネルギー不足を打開するには、この森林地帯でしか取れない宝石「ジェム」をつかったジェネレーターの開発、普及が急務なのである。すでに敵国の調査団が宝石の採取に当たっているとの情報もある。われわれには一刻の猶予もないのだ。
その後、すでに調査、発掘を行っていた先遣隊との合流予定ポイントでわれわれはおぞましい光景を目の当たりにした。唯一残っていた生存者に話を聞こうとしたが、
「ゆ…歪みねえ…。」その言葉を最後に彼も絶命する。先遣隊は全滅したのだ。
敵国の仕業なのか？それとも森の妖精の災いだというのか？うっそうと茂った森はいつもと変わらない静けさを保っている。
１：ゲームの概要
今回のフィールドは密林地帯。戦闘フィールドは５つのエリアに分かれていて、そこには大変希少価値の高いジェム（宝石）の原石がゴロゴロしています。
しかし、そこは森の精霊達が住む聖域で足を踏み入れた者には災いが降りかかると言われています。３時間のゲームでより多くのジェムを手に入れた陣営の勝利となります。
参戦可能ユニット：
市川８で採用されたマルチスケールルールを採用。ミクロ＋神姫から６０ドールまでの可動フィギュア、ドールがプレイヤーキャラとして参戦可能。ただし、今回はプレイ時間の効率化を図るため、プレイヤー一人当たりの参戦ユニット数を２人までとする。
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■■■ユニットとして参戦できる可動人形(マルチスケール)■■■
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６０センチ級ドール |
ボークス社製DD、SD、MDD、MSD
オビツ社製６０センチ素体など
（最大HP＋２の特典があります） |
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２７センチ級ドール |
ボークス社製ドルフィー（Midi、Mini含む）
オビツ社製素体（２７、２５、２３、２１センチ）
各社１２インチアクションドールなど |
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１４センチ級フィギュア |
コナミ社製武装神姫などのMMS素体、アムドライバー
コトブキヤ社製リボルテックシリーズ
グッスマ製のｆｉｇｍａシリーズなど |
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１０センチ級フィギュア |
タカラトミー（タカラ）社製ミクロマン各種
アトリエ彩製のデュエルメイドおよびアクションフィギュアシリーズ
ねんどろいど、アオシマ製モビップなど
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※１他にもイベント主催者が認めれば、これ以外のドール、フィギュアを参戦させることが可能です。
※２すべてのサイズで男女ドール、フィギュアとも参戦可能です。服装も自由ですが、公序良俗に反する服装はお断りすることがございます。
※３無可動のフィギュア、フル可動改造を施していないガシャポンフィギュアなどはお断りすることがございます。
※４参戦に関して制限があるのはプレイヤーが操作するドールさんのみです。武装、持ち物、召喚獣などとしての参戦の際はこの限りではありません。 |
２：ジェムについて
・ジェム（ＧＥＭ）とは、ここでしか取れない宝石で今回のゲームの目的でもあります。ジェムはひとつ１点のポイントに換算されます。
・赤軍と青軍の２軍に分かれ、番号を振られた５つのエリアに散らばるたくさんの
ジェムを拾ってそれぞれの本拠地にある貯蔵庫にジェムを置けばその時点で
得点が加算されます。また、貯蔵庫に入れなくても各陣営が所持していたジェムもゲーム終了後に加算され、合算したポイント数の多い陣営の勝利となります。
・プレイヤーユニットは移動フェイズでジェムの上を通過することでそれらを取るか取らないかを決めることが出来ます。取得数に制限はありません。移動力も落ちません。ただし、拾ったジェムの数は敵味方のプレイヤーから分かる必要があり、所持数を聞かれたらその数を答える義務があります。
・一度拾ったジェムは仲間に渡すか、もしくは自軍の貯蔵庫に入れる以外の方法で自発的に手放すことは出来ません。仲間にジェムを渡す場合、渡す方と渡される方の両方の行動が消費されます。また、行動フェイズで貯蔵庫にジェムを貯蔵することを宣言すると、その時点で手持ちのジェムは０になり、所持していたジェムに等しいポイントがチームに加算されます。
・ジェムを所持しているユニットが戦闘不能になった場合、倒れた地点を中心に半径１５センチの間に所持していた全てのジェムがちらばります。ちらばったジェムは他のユニットが移動フェイズで拾うことが可能です。
・白兵戦専用武器（ナイフなど）でトドメを刺した場合、そのタイミングで相手が所持しているすべてのジェムを奪うことが出来ます。相手の戦闘不能が判明した段階で「全てのジェムを奪う」と宣言した場合、このタイミングでジェムの所有権が移動します。もし、それを望まなかった場合は倒されたユニットの半径１５センチの間にジェムがちらばります。
・飛行ユニットは飛行状態でジェムを拾うことは可能です。ただし、地上ユニットへのジェムの受け渡しや貯蔵庫へ納入する場合はいったん地上に降りる必要があります。各種乗り物に登場している場合もジェムの取得は可能ですが、納入の際は同様に乗り物から降りる必要があります。
３：エリア戦について
・今回のフィールドは５つの独立したエリアでの戦闘となります。それぞれは通路を通ることで行き来できます。通路にはビニールテープの帯が貼ってあるのでそこを起点にして対応するフィールドへ、移動力の許す限り往来が出来ます。
例１：移動力４（６０センチ）のユニットが１６センチで通路を踏んだ場合、その先のエリアで４４センチぶん進むことが可能になる。
・各エリアは独立した存在なので、別のエリアの対象物に向かって攻撃や特殊技能を使うことは出来ません。逆に隣接するエリアで何かが起きた際、それが直線距離で範囲内だったとしても影響が及ぶことはありません。
例１：射線が通っていてもエリア５からエリア１のユニットに攻撃は出来ない。
例２：超能力[瞬間移動]で違うエリアに移動することは出来ない。
４：森の妖精について
・「森憎＆木殺」「ビリーヘリントン」この２体が森の妖精としてフィールドに登場。森憎＆木殺は２体で１セット。
・属性は妖精。初期ＨＰは３。地上ユニット。攻撃されても反撃はしない。攻撃して倒すことは出来るが、倒された次のターンに最大ＨＰが２上乗せされた状態で復活し、即座に各種行動を起こすことができる。
・先攻、後攻の次に妖精のフェイズがあり、その場で森の妖精特殊スキル（後述）を使用後、瞬間移動でエリアをワープする。回る順番は決まっていて、ゲーム開始時には１→２→３→４→５→１…と順番にエリアを巡回する。ワープ先は必ずエリアの数字プレートが置いてあるところの上となる。
・ＺＯＣは受けない。白兵を挑んでも妖精のフェイズになったら問答無用で移動する。 白兵状態での射撃も森の妖精が標的ならば可能。
・[心眼]技能を取得。隠蔽中のユニットも見逃さない。
・森の妖精特殊スキルは、ダイスを振り１〜６のダイス目に対応したスキルが発動する。プレイヤーユニットの[妖精のいたずら]で振り直しを要求することは可能。なお、２体の妖精が同じフィールドにいた場合、ビリーのスキルが最後に発動する。
・森の守護者なので、基本的にジェムを多く持ったユニットが狙われる。逆にジェムを持っていなければ「森の祝福」の回復スキルで恩恵をもたらすことも。
森の妖精特殊スキル
１：森の静寂（対抗技能＞心眼）
対象：なし
効果：隠蔽状態になって、様子をうががう。（なにもしない）
[心眼]の技能を持つユニットのみ、森の妖精を発見することができる。
２：森の幻惑（対抗技能＞心眼）
対象：一番多くジェムを所持しているユニット１体（同数の場合、複数選択）
効果：所持しているジェムを半分（端数切り上げ）フィールドに残し、森の妖精が
前のターンにいたフィールドへ強制的に移動する。（白兵中の場合、白兵自体が解除される）
ただし、[心眼]を技能を取得しているユニットはその幻を看破することが出来ため、
これらの効果は無効となる。
３：森の悲哀（対抗技能＞冷血）
対象：ジェムを所持しているユニット全体（ただし[冷血]を取得していないこと）
効果：対象ユニットは直ちに士気チェックを行う。目標値は
「自分の現在のＨＰ−２（固定値）＋技能[指揮]修正値＋技能[強気]or[弱気]修正値」となる。
このチェックに失敗したすべてのユニットは、たとえ白兵戦状態でも、戦闘を中断。
自分の周囲３０センチに取得していたジェムをすべてばら撒き、自軍の本拠地めがけて
最短距離で遁走する。
[冷血]を取得したユニット、ジェムを１つも持っていないユニットは士気チェックの
対象外となる。
また、この方法で遁走したユニットがジェムに触れたとしてもジェムを拾うことは出来ないものとする。
４：森の憤怒（対抗技能＞防御技能）
対象：ジェムを所持しているユニット全体
効果：対象ユニットはそれぞれ所持しているジェムの個数と等しいダメージをうける。
鎧や装甲の防御効果は無視される。
ただし、[防御][ぽわんぽわん][空蝉の術][プロテクション]などの防御技能でダメージを
無効、緩和することが出来る。
５：森の呪殺（対抗技能＞防御技能）
対象：ジェムを所持しているユニット全体
効果：対象ユニットはそれぞれ所持しているジェムの個数の２倍のダメージをうける。
鎧や装甲の防御効果は無視される。
ただし、[防御][ぽわんぽわん][空蝉の術][プロテクション]などの防御技能でダメージを
無効、緩和することが出来る。
６：森の祝福（対抗技能＞なし）
対象：エリア内のすべてのユニット
効果：敵味方、そして森の妖精を含むすべてのユニットのＨＰが３ポイント回復する。
そして、戦闘不能になっていたユニットもＨＰ３で即座に復活する。森の祝福が発動すると、
それを発動させた妖精の巡回ルートが逆順になる。
５：当日技能＋装備品
名称 ：エコバッグ
分類 ：収納補助装備
攻撃タイプ ：特殊
効果範囲 ：なし
射程（有／最）：なし
反撃 ：―
対空 ：―
空中 ：―
攻撃判定 ：なし
移動力修正 ：０
消費ＭＰ ：-5
備考 ：ジェムを収納する袋をプレイヤーユニットがあらかじめ持参することで地球の環境保護に貢献します。ただし、ジェム獲得時には最低でも１つ以上のジェムが収納されている必要があります。複数のエコバッグを持っても消費ＭＰは-5のまま変わりません。
名称 ：省エネライフ
分類 ：特殊能力
使用条件 ：―
使用タイミング：常時
消費ＳＰ ：―
消費ＭＰ ：-10
効果 ：ビームライフル、ビームサーベルなどのエネルギー系武器の所持、使用をしないことを宣言することで地球の環境保護に貢献します。火炎放射器もエネルギー系なので省エネライフの対象になります。
名称 ：温暖化対策
分類 ：特殊能力
使用条件 ：―
使用タイミング：常時
消費ＳＰ ：―
消費ＭＰ ：-15
効果 ：二酸化炭素を撒き散らす火薬系武器、装備品の所持、使用をしないことで地球の環境保護に貢献します。ピストル、手榴弾など、火薬を使う装備品全てが対象になります。なお、エネルギー系武器など、火薬を使用しない装備品は対象外となります。
なお、スラスター、ブースターは温暖化対策の対象になりますが、乗り物については製造メーカーからの圧力があり、使用に制限はありません。
