いちかわはんまー9「ミクロ+神姫VSめいどはんまー」ルール解説


いちかわはんまー9(ミクロ+神姫VSめいどはんまー)当日ルール
She's My BIG MOM.(敵空母を撃沈せよ)
 



1:ゲームの概要
 

赤軍、青軍に分かれ、それぞれの敵軍空母(HP99)を先に撃沈するか、試合終了後により多くのダメージを与えた陣営の勝利とする。もし同じターンに両陣営の空母が同時に撃沈、もしくは試合終了後の被ダメージが同数だった場合、双方ユニットの撃墜数で勝敗を決める。それでも同数だった場合は引き分けとなる。

両軍の各ユニットには最低でも1発ずつの「対艦ミサイル」が搭載される。これは対空母用の武器で高い命中率と破壊力を持っている。ただし、数に限りがあるので、これを温存して敵空母に当てるかが勝敗の鍵になっている。

味方の空母は防衛対象であると同時に補給の拠点でもある。空母に着艦したユニットは行動フェイズで整備・補給を宣言すると、HPの完全回復、エネルギー、残弾の補給が行われる。ただし、先述の対艦ミサイルなど、一部のアイテムおよびSPは補充、回復することはできない。

今回のマップは一面が水面のため[乗り物][大型乗り物]は追加技能なしで水上を航行する能力が付与される。ただし、水面に浮いているので半遮蔽の効果は得られない。

60センチ級のドールさんはその大きさから水による移動力低下の影響を受けない。こちらも水による半遮蔽の効果は得られない。



参戦可能ユニット:

市川8で採用されたマルチスケールルールを採用。ミクロ+神姫から60ドールまでの可動フィギュア、ドールがプレイヤーキャラとして参戦可能。ただし、今回はプレイ時間の効率化を図るため、プレイヤー一人当たりの参戦ユニット数を2人までとする。

■■■ユニットとして参戦できる可動人形(マルチスケール)■■■

60センチ級ドール

ボークス社製DD、SD、MDD、MSD
オビツ社製60センチ素体など
(最大HP+2の特典があります)

27センチ級ドール

ボークス社製ドルフィー(Midi、Mini含む)
オビツ社製素体(27、25、23、21センチ)
各社12インチアクションドールなど

14センチ級フィギュア

コナミ社製武装神姫などのMMS素体、アムドライバー
コトブキヤ社製リボルテックシリーズ
グッスマ製のfigmaシリーズなど

10センチ級フィギュア

タカラトミー(タカラ)社製ミクロマン各種
アトリエ彩製のデュエルメイドおよびアクションフィギュアシリーズ

※1他にもイベント主催者が認めれば、これ以外のドール、フィギュアを参戦させることが可能です。
※2すべてのサイズで男女ドール、フィギュアとも参戦可能です。服装も自由ですが、公序良俗に反する服装はお断りすることがございます。
※3無可動のフィギュア、フル可動改造を施していないガシャポンフィギュアなどはお断りすることがございます。
※4参戦に関して制限があるのはプレイヤーが操作するドールさんのみです。武装、持ち物、召喚獣などとしての参戦の際はこの限りではありません。




2:空母ルール



空母とは:

このゲームでの空母は防衛対象であると同時に、敵軍の空母は攻撃目標である。
HPは99あり、0になった場合その陣営の敗北となる。

甲板にミクロ〜60センチドールを搭載して水上を航行することが可能だが、搭載されているユニットが不安定なスタンド使用やスタンド未使用などが理由で水面に落ちた場合、ルール的に落水したとみなされる。

移動力は4歩(60cm)だが、前進、もしくは後退しかできない。向きを変えるには船体中央を軸に回頭する必要があり、左右90度までは1歩、以降は90度ごとに1歩消費する。なお、後退するときには1歩あたり2歩分の移動コストがかかる。

空母はその大きさからZOCは存在せず、白兵攻撃を受けていても、攻撃を仕掛けているユニットに影響されずに空母を狙うことができる。離脱チェックも存在しない。ただし、ZOCがないのは空母だけなので、空母以外のユニット同士の白兵の場合は通常ルールと同様に処理される。

空母の攻撃判定箇所は全面となる。ただし、1度の攻撃で1回しか攻撃対象にすることができない。
例:
○…広視界使用で、対象が空母+空母(広視界は攻撃が2回)
×…アサルトライフル散布攻撃で、対象が空母+空母+空母(散布は攻撃が1回)

空母はECM、魔法、超能力、特殊攻撃、奥義の効果、計略の影響を受けない。ただし、ダメージ自体は受ける。

例:
[香港キック]のダメージは受けるがすっとびの追加効果を受けない。
[白魔法]プロテクションの効果を受けない。
[白魔法]リカバリー、ヒーリングの効果を受けない。
[計略]偽情報の効果は受けない。
[黒魔法]ファイアーボールのダメージは受ける。
[バナナ]でこけない。
[輪ゴム]でダメージは入るが士気崩壊はしない。
[乗り物格闘]でダメージは入るがふっとばない。


空母はユニットであるので爆弾、地雷の設置場所やクラスター爆弾の地雷原発生地として指定することはできない。ただし、クラスター爆弾のダメージは受ける。そして、水中に地雷がばら撒かれるので、空母がその水域を移動すればその都度ダメージ判定を行うことになる。


発進システム :

発進システムは空母のカタパルトエリアにあるレールでユニットを射出するシステムで、利用できるのは空を飛べるユニットのみとなる。

システムの利用方法は、移動フェイズにカタパルトの射出エリアに着陸状態の飛行可能ユニットを配置するとフェイズ終了時に、ユニットが空母の先端から60センチのところに飛行状態で配置される。射出位置は空母の突端を基準に左右45度まで調整が出来る。

カタパルト射出時にブースターとの併用はできない。また、移動力が3以下のユニットも一律空母の先端から60センチの距離に配置される。

ただし、カタパルトのレール内に敵味方いずれかのユニットが配置されていた場合、それらを移動させない限りユニットを射出することができない。



着艦システム :

M&Mの飛行ユニットは垂直離着陸が出来るので、空母の上空にいた場合、移動フェイズで垂直に降下すれば着艦可能となる。

別の方法として、空中ユニットは移動後、着艦用デッキの突入エリアから60センチ以内にいた場合に自動着艦システムを使うことを宣言することで移動フェイズ内での着艦が可能になる。

ただし、[まぬけ]持ちの飛行ユニットがシステムを利用するとき、着艦宣言時にダイスを振り、6が出た場合には着艦に失敗して落水。1ターン行動不能になる。落水場所は着艦を宣言した場所と着艦予定地のちょうど中間の所とする。

地上もしくは水上ユニットは、水上からの段差1歩分を使って空母に乗り込めば着艦完了となる。



整備・補給システム :

白兵状態でない着艦中のユニットは、行動フェイズで整備を宣言すると、次の自軍フェイズ開始時にHPは完全回復、弾薬、エネルギーもすべて補充される。

ただし、以下のものは整備・補給で回復・補充されない。
SP(スペシャルポイント)
対艦ミサイル
パージした武器、装備品(捨てたものは拾えない)
ルール的に破損した武器(暴発した荷電粒子砲など)
おやつ、お酒などの全ての回復型消費アイテム
ATのHP(設備がないためここでは直せない)


その間に、整備中のユニットが白兵に巻き込まれた場合、整備は中断となり、回復や補充は一切行われない。

補給で弾数を増やした武器をほかのユニットに渡すことは可能ではあるが、以降はその所有権が渡した相手に移るため、再び補給を受けても渡したアイテムの残弾やエネルギーを増やせなくなる。





3:対艦ミサイル

対艦ミサイルは射程が短いながら判定5、ダメージ+4という恐るべき破壊力を秘めた対空母船の切り札である。

名称     :対艦ミサイル(1発)
分類     :特殊射撃武器
攻撃タイプ  :曲射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):60cm/60cm
反撃     :×
対空     :×
空中     :〇
攻撃判定   :5
移動力修正  :0
消費MP   :0
備考     :ダメージ+4。地上、空中、水中、あらゆるところから発射可能。
攻撃対象は空母のみで、原則としてユニットにダメージを与えられない。ただし、[身代わり]を使用した場合のみ、判定で出たダメージがそのまま与えられる。爆風ダメージなので機械属性や装甲によるダメージ軽減はできない。


名称     :ダブルミサイル
分類     :特殊能力
使用条件   :―
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :20
効果     :対艦ミサイルは通常1発までしか搭載できないが、この技能を取得すると、対艦ミサイルを2発搭載した状態でゲーム開始となる。さらに2発同時にミサイルを発射することが可能。ただし、ミサイルを2発積んでいる間は移動力が1低下する。


 



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