2014年はんまー3月場所「ねいばるはんまー」ルール解説


ねいばるはんまー 


【1】はじめに……

 「ねいばるはんまー」は、艦隊戦を楽しむためのゲームルールです。
 『艦隊これくしょん』の艦娘のようなドールや艦船模型を使い、空と海を戦場とした大海戦を味わうことができます。

■使用するユニット
 このゲームでは、軍艦・艦艇を擬人化したドールや小型可動フィギュア、または「ウォーターラインシリーズ」などの艦船模型をユニットにすることができます。
 ドールや小型可動フィギュアのサイズは、1/18サイズから1/3サイズまで使用できます。さらに、ねんどろいどなどのデフォルメされた可動フィギュアも使用可能です。
 艦船模型のサイズに関しては、スペースの都合上、あまりにも大きいものは使用できません。大きいものでも、長さ40cm程度(1/700スケールの大和で40cm弱)までを一応の目安としてください。

*軍艦・艦艇を擬人化したドールや小型可動フィギュア
 figmaや1/6サイズ・ドールなどで『艦これ』キャラクターの商品化も始まりましたが、艦艇を擬人化したドールやフィギュアは基本的に自作することになります。
 模型作りを趣味とするプレイヤーは、艦船模型のパーツをドールに付けるような改造で大いに腕を振るってください。
 一方、ドール的な楽しみ方としては、艦種の特徴を連想させるような衣装を着せたり、小物をうまく組み合わせて艦載兵器を再現するなど、ドール本来の「着せ替え遊び」的な方法で艦艇の擬人化に挑んでみるのも面白いでしょう。

・潜水艦の擬人化一例
 衣装はスクール水着、またはスクール水着とセーラー服の組み合わせなど。手には魚雷を表すものを必ず持たせる。

・駆逐艦、軽巡洋艦の擬人化一例
 衣装はセーラー服。装備させる武器としては、砲塔、魚雷発射管、爆雷など。

・軽空母、正規空母の擬人化一例
 衣装は和服、巫女服など。武器として、艦載機を意味する弓矢を持たせるのが擬人化空母の定番となっている。また飛行甲板アイテムの自作用に、本製品付録に飛行甲板の素材を用意(■ページ参照)。

*艦船模型
 1/700スケールのウォーターラインシリーズが質・量ともに最も一般的でしょう。使用ユニットとしては第二次世界大戦当時の軍艦・艦艇がメインとなりますが、現用艦や、宇宙戦艦などの架空の艦艇でも構いません。ただし、ゲーム上の能力はあくまでも第二次世界大戦当時の艦艇程度となります。

*ブンドド
 小型の艦船模型の場合、そのまま戦場フィールドに置いても目立たず、さらにはほかのドールの転倒などによって破損する危険もあります。
 そこで、艦船模型をドールに抱え上げさせる、いわゆる「ブンドド」ポーズを取らせることで、手軽に艦艇の擬人化としても構いません。
 その際、ブンドドした艦が戦艦ならば、ドールは提督らしい服を着ているといったように、服装にこだわるのも面白いでしょう。

*飛行ユニット
 このゲームでは、空母に艦載した航空隊で戦うこともできます。
 その場合、航空隊を表す飛行ユニットを用意することになります。
 飛行ユニットにも、戦闘機の擬人化やスケールモデル等、様々な表現方法があります。
 ただし、このゲームは艦艇が主役であるため、大きすぎる飛行ユニットは控えたほうが良いでしょう。

・擬人化
 イメージ的には『ストライクウィッチーズ』。figmaサイズが望ましい。大きくても1/6サイズ・ドールまでとし、1/3サイズ・ドールは使用不可とする。

・スケールモデル
 1/350〜1/72スケール程度を推奨。大きくても1/48スケールまで。第二次世界大戦当時の軍用機がメインだが、現用機や、バルキリーなどの架空の機体でも可。

・ブンドド
 1/700スケールなどの非常に小さい艦載機の模型は、ドールの手に持たせて存在感を増すという手法もある。
 また飛行ユニットを戦場フィールドに置く際、スタンドを使って飛行状態を表現する代わりに、ドールが頭上で抱え上げるブンドド状態にしても良い。


【2】遊び方

 ユニットが人(ドール)から艦艇に替わる「ねいばるはんまー」では、めいどはんまーの使用ルール「M&M Ver.0.82」を使いつつ、いくつかの大きな変更点があります。

■属性
 「ねいばるはんまー」では、艦種を属性で表すという方法を取っています。そのため、従来の属性表は使わず、当ルール専用の属性表を使用します。

■MP
 これまでキャラクター作成の際、ドールさん1体につきMP(メイドポイント)が100ポイント与えられ、1人のプレイヤーが2体までのキャラクターを使用することができました。
 「ねいばるはんまー」では、1人のプレイヤーがMP200を使い、自由にキャラクター作成を行うことができます。
 キャラクターの数に制限はありません。
 200ポイントを注ぎ込んで戦艦を1隻作っても、駆逐艦を3隻作って駆逐艦隊を組んでも構いません。
 また、1隻に200ポイントを注ぎ込んだ最強の駆逐艦を作るような楽しみ方もできます。
 自分の陣営を1つの大艦隊と捉え、その中でどんな役割を担うかを考えてキャラクター作成を行うと良いでしょう。

■武器の数
 人をユニットにする「めいどはんまー」では、1人が持って使える数には限りがあるということで、武器は射撃・白兵戦・投擲武器を併せて3つまで、設置兵器は6つまで持たせることができるという数の制限がありました。
 ユニットが艦艇である「ねいばるはんまー」では、ハリネズミのように武装した重雷装艦も再現可能にするため、武器に数の制限を設けません。
 武器を満載した艦の[全力射撃]は、驚異の打撃力を発揮するでしょう。

・「めいどはんまー」の武器/装備品
 「めいどはんまー」の武器/装備品は、人(ドール)どうしの戦いを目的としたものであり、艦艇どうしの戦いである「ねいばるはんまー」では基本的に使用しません。
 しかし、「ねいばるはんまー」用の武器/装備品ではカバーされていない武器を、「M&M Ver.0.82」の武器/装備品表を参考にして自作しても構いません。その際、バランスにはご注意ください。

■ゲームの進行
 「めいどはんまー」における射撃と白兵戦という戦闘スタイルを、「ねいばるはんまー」では航空戦(空)、砲撃戦(海上)、雷撃戦(海中)というように、戦場によって分類しています。
 白兵戦は廃止となり、艦艇どうしの白兵戦は原則として起こりません。
 代わりに、航空隊どうしの空中でのドッグファイトが、白兵戦のような興奮を生むでしょう。
 これに伴い、ゲームの進行におけるフェイズも大きく変更します。


【3】ゲームの進行

 「ねいばるはんまー」は、次のようなフェイズでゲームが行われます。

@先攻側移動フェイズ
A先攻側行動フェイズ(応急修理、航空隊のHP回復 等)
B先攻側航空戦フェイズ(航空隊による攻撃)
C後攻側航空応戦フェイズ(航空隊による迎撃、対空機銃での応戦 等)
D先攻側砲撃戦フェイズ(火砲による射撃)
E後攻側砲撃応戦フェイズ(火砲による反撃)
F先攻側雷撃戦フェイズ(魚雷、爆雷による攻撃)
G後攻側雷撃応戦フェイズ(魚雷、爆雷による反撃)
H士気チェックフェイズ(全ドール)
I後攻側移動フェイズ
J後攻側行動フェイズ(応急修理、航空隊のHP回復 等)
K後攻側航空戦フェイズ(航空隊による攻撃)
L先攻側航空応戦フェイズ(航空隊による迎撃、対空機銃での応戦 等)
M後攻側砲撃戦フェイズ(火砲による射撃)
N先攻側砲撃応戦フェイズ(火砲による反撃)
O後攻側雷撃戦フェイズ(魚雷、爆雷による攻撃)
P先攻側雷撃応戦フェイズ(魚雷、爆雷による反撃)
Q士気チェックフェイズ(全ドール)
Rターン終了フェイズ([不幸]チェック 等)

 最も大きな特徴として、1キャラクターが1ターン内に複数の行動を取ることが可能となっています。
 1隻の航空戦艦が、航空隊、火砲、魚雷を装備している場合、航空戦フェイズ、砲撃戦フェイズ、雷撃戦フェイズそれぞれで攻撃を行うことができます。
 反対に、1ターン内に航空戦フェイズ、砲撃戦フェイズ、雷撃戦フェイズと3回攻撃される機会もあるため、同ターン内の集中攻撃によって撃沈される危険性も高まります。
 たとえば、砲撃戦フェイズでの戦闘によってHPが0にされてしまった場合、次の雷撃戦フェイズを迎える前に行動不能となります。
 SPの「1ターンに1回だけ使うことができる」というルールは変わりませんので、[防御]などを使うタイミングはよりシビアなものとなるでしょう。


【4】移動ルール

 「ねいばるはんまー」のユニットの移動に関するルールです。

■航空隊と潜水艦の移動方法
 航空隊と潜水艦の、特殊な移動方法について説明します。

*航空隊
 航空母艦から飛び立ち、飛行高度30cmで空を飛び、移動します。
 上昇(発艦時)および下降(着艦時)による移動距離の増減はありません。
 航空隊は移動フェイズにおいて、必ず母艦の移動よりも先に飛び立ち、移動しなければなりません。母艦の移動後、まだ艦内に残っていた航空隊は、移動終了したものと見做されて、そのターンは飛び立つことができなくなります。
 航空隊が着艦した後、母艦が航空隊を載せたまま移動することは可能です。
 航空母艦による航空隊のHP回復および再度の爆装・雷装は、着艦(移動フェイズ)直後の行動フェイズで行うことができます。

*潜水艦
 海中を潜航移動する潜水艦は、海上(深度0)、潜望鏡深度(深度1)、深深度(深度2)を行き来し、移動することができます。

・海上(深度0)
 艦橋部分は海上に出ているものの、艦体の大部分が海面下にあるため、半遮蔽状態として扱います。

・潜望鏡深度(深度1)
 潜水艦が潜望鏡を使って周囲を目視できる深度で、海面下15cmを移動しているものとします。

・深深度(深度2)
 火砲や魚雷が届かない深度で、海面下30cmを移動しているものとします。なお、爆雷はこの深度まで攻撃可能です。

 通常の潜水艦は、1回の移動フェイズで深度を1つ分、潜航もしくは浮上できるものとします。海上から深深度まで潜航するには、2回の移動フェイズが必要となります。
 水平方向の移動については、潜航中は常に移動力1となります。
 潜水艦のユニットは、現在の深度を周囲に明示してください(完全遮蔽状態の潜水艦は除く)。■ページに深度を表示するためのテクスチャがありますので、ご活用ください。

■潜水艦の初期配置
 潜水艦は巡航速度が遅いため、ほかの艦艇と同じ自陣最後方からゲームを開始すると、最前線までなかなか辿り着けないという問題が起こります。
 そこで、初期配置の段階から潜水艦を深深度(深度2)に潜ませ、最前線に置くなど、より戦術的な使い方をしても構いません。
 初期配置の場所は、戦場フィールドの中心から自陣側であれば、どこでも自由とします。隠蔽中の潜水艦は、敵の[索敵]によって発見されるまで、現在位置を常に紙に書き留めておいてください。


【5】空中戦ルール

 航空隊による白兵戦とも言える、空中戦に関するルールです。

■ZOC(ゾーン・オブ・コントロール)と空中戦
 「めいどはんまー」では、すべてのユニットにZOC(ゾーン・オブ・コントロール)と呼ばれる範囲を設けています。
 各ユニットの中心部から半径15cm以内がZOCとなり、移動時に敵ユニットのZOCに入った場合、その場で移動を終了し、ただちに白兵戦状態となります。
 白兵戦を廃止した「ねいばるはんまー」では、艦艇どうしの戦いにおいてZOCは発生しません。
 代わりに、航空隊どうしが接敵した時にはZOCが発生し、空中戦が始まります。
 航空隊の中心部から半径45cm以内がZOCの範囲となり、相手側の航空隊および偵察機は、ZOCを通り抜けることができません。
 ただし、航空隊1隊がZOCによって足止めできるのは、相手側の航空隊1隊のみです。偵察機に関しては何機でも足止めできます。逆に、偵察機では相手側の航空隊および偵察機を足止めすることはできません。
 航空隊どうしの空中戦が始まった空域に、他の航空隊が加勢するのは自由です。ただし、一度空中戦に加わったら、戦闘が終了するまで脱出できません。

*空中戦時の移動距離
 空中戦に入った航空隊および偵察機は、その空中戦が終了するまで移動力が2になります。
 空中戦時の移動によって、相手から半径45cm以上離れたからといって、空中戦が終わるわけではありません。勝負が決するか、どちらかが離脱チェックに成功するか、あるいはお互いに後退を続けて90cmより離れるまでは、空中戦が続きます(90cm以下は空中戦状態です)。

*離脱チェック
 サイコロを振って1〜3の目を出すことで、空中戦から離脱することができます。離脱した航空隊および偵察機は、必ず最大移動力で後退します。もしも相手が離脱を見逃してくれた場合は、サイコロを振る必要なく離脱できます。
 なお、航空応戦フェイズで離脱することはできません。離脱は必ず自分の航空戦フェイズで試みることになります。

■航空隊の士気チェック
 航空隊はダメージを負っても士気チェックを行いません。

■空中戦に対する外からの攻撃
 空中戦の間は、1つの空中戦に参加しているすべての航空隊および偵察機を併せて1群と見なします。空中戦外からこの中の特定の機体だけを目標として射撃や技能/特殊能力を使うことはできません。
 もしも射撃や技能/特殊能力を使った場合、空中戦に参加しているすべての航空隊および偵察機(味方を含む)に等しく効果を与えます。

■航空隊および偵察機のSP
 航空隊および偵察機自体はSPを持ちません。しかし、母艦のキャラクターがSP技能を取得し、SPを消費することで、航空隊および偵察機に一時的にSPの効果を与えることができます。
 これにより、航空隊の攻撃に[集中]を付けたり、偵察機への攻撃を[防御]することも可能です。


<ねいばるはんまー用 艦艇属性表>

名称  :水雷艇
消費MP:5
能力  :魚雷と速力で戦う、最も小さい艦艇です。
 HP3、SP3、移動力4。[回避]を取得しており、敵の魚雷を回避することができます。その際、[回避]の判定値に+1のボーナスが付きます。
 魚雷発射管を1基持っています(魚雷は装填されていません)。

名称  :潜水艦
消費MP:−20
能力  :海中を潜航移動することができます。
 HP4、SP3、移動力2。潜航移動時は潜望鏡深度(深度1)、深深度(深度2)ともに移動力1。
 海上(深度0)航行時は常に半遮蔽状態となり、敵の航空戦および砲撃戦の攻撃判定に−1のペナルティを付けます。さらに、潜望鏡深度(深度1)を潜航移動中は−2のペナルティを付けます。深深度(深度2)まで潜航した場合、敵の航空戦および砲撃戦の攻撃目標になりません。
 なお雷撃戦では、半遮蔽状態や潜航による攻撃判定のペナルティは一切適用されません。
 潜水艦は深深度(深度2)まで潜航することで、自動的に[隠蔽]同様の完全遮蔽状態になります(その際、SPは消費しません)。敵は[索敵]で発見しない限り、雷撃戦の攻撃目標にすることができません。一度発見された潜水艦は、その後も敵に現在位置を把握され続けますが、[隠蔽]を取得し、それを使う(SPを消費します)ことで再び完全遮蔽状態になることができます。
 潜水艦は被害を負うと、水圧に艦体が耐えられず、潜航に支障が出てしまいます。残りHPが2になると、潜望鏡深度(深度1)までしか潜れなくなります。残りHPが1になった場合、海上(深度0)でしか航行できません。次ターン以降の移動フェイズで順次浮上してください。艦体の耐圧を超える深度から3ターンの間に抜け出せなかった潜水艦は、浸水によって沈没します。
 魚雷発射管を1基持っています(魚雷は装填されていません)。

名称  :駆逐艦
消費MP:30
能力  :
 HP6、SP3、移動力4。[回避]を取得しており、敵の魚雷を回避することができます。
 魚雷発射管を1基持っています(魚雷は装填されていません)。

名称  :軽巡洋艦
消費MP:30
能力  :
 HP8、SP3、移動力3。[回避]を取得しており、敵の魚雷を回避することができます。
 カタパルトを持ち、偵察機を1機だけ艦載することができます。
 魚雷発射管を1基持っています(魚雷は装填されていません)。

名称  :重巡洋艦
消費MP:50
能力  :
 HP10、SP3、移動力3。
 厚い装甲により、自分が受けた攻撃のダメージを−1します。ただし、雷撃戦による攻撃は防ぐことができません。
 カタパルトを持ち、偵察機を1機だけ艦載することができます。
 魚雷発射管を1基持っています(魚雷は装填されていません)。

名称  :軽空母
消費MP:−10
能力  :
 HP6、SP3、移動力3。
 飛行甲板を持ち、航空隊を2隊、偵察機を8機まで艦載することができます。
 また、帰投した航空隊1隊のHPを、1ターンにつき2ポイントずつ回復させることができます。
 航空隊を載せている状態で敵の攻撃を受け、被害が出た場合、航空隊の誘爆によってさらに被害が拡大してしまいます。航空隊1隊につき、1ダメージを負います。偵察機は誘爆しません。

名称  :正規空母
消費MP:50
能力  :
 HP8、SP3、移動力4。
 飛行甲板を持ち、航空隊を4隊、偵察機を16機まで艦載することができます。
 また、帰投した航空隊1隊のHPを、1ターンにつき2ポイントずつ回復させることができます。
 航空隊を載せている状態で敵の攻撃を受け、被害が出た場合、航空隊の誘爆によってさらに被害が拡大してしまいます。航空隊1隊につき、1ダメージを負います。偵察機は誘爆しません。

名称  :戦艦
消費MP:100
能力  :
 HP12、SP3、移動力3。
 厚い装甲により、自分が受けた攻撃のダメージを−2します。ただし、雷撃戦による攻撃は防ぐことができません。
 カタパルトを持ち、偵察機を2機まで艦載することができます。

名称  :旗艦
消費MP:−100
能力  :1陣営につき、1人だけ選択することができます。[旗艦]は単体で取得する属性ではありません。[戦艦]と[旗艦]を併せて取得し、「戦艦(旗艦)」を作るというように、必ず他の艦艇属性と組み合わせて使用します。どの艦種でも旗艦にすることができますが、旗艦が先に沈められた陣営は敗北となります。


<航空戦用装備品表>

名称     :航空隊(1隊)
分類     :航空装備
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):30cm/45cm
反撃     :○
対空     :○
空中     :○
攻撃判定   :特殊
移動力修正  :0
消費MP   :30
備考     :戦闘機や攻撃機、爆撃機で編成された航空隊で、母艦から離れた目標を攻撃することができます。航空隊のHPは1隊(感覚的には20機程度)の耐久力の合計で、HPの減少は機体が次々に落とされている状態を表しています。また機体数が減少するほど攻撃力も低下します。
 HP3、SP0、移動力8。攻撃判定値はその時点でのHPに準じます(反撃の際は、ダメージを受ける前のHPに準じた攻撃判定値を基にして構いません)。
 ダメージを受けた航空隊は、味方の空母に着艦することでHPを回復させ、再出撃に備えることができます。なお、HPが0になった航空隊を復活させることはできません。

名称     :エースパイロット
分類     :航空装備用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :使用武器による
射程(有/最):使用武器による
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :使用武器による
移動力修正  :0
消費MP   :20
備考     :航空隊1隊にエースパイロットを集中配備することで、その航空隊が行う攻撃判定に+1のボーナスを付けることができます。

名称     :爆装(1回)
分類     :航空装備用搭載武器
攻撃タイプ  :曲射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):30cm/30cm
反撃     :×
対空     :×
空中     :〇
攻撃判定   :2
移動力修正  :−1
消費MP   :10
備考     :航空隊1隊に強力な爆装を施し、対艦攻撃力を高めます。
 ダメージ+2。艦艇の装甲によるダメージ軽減効果を無効化します。爆装は1度の出撃で、1回の攻撃分しか装備できません。
 爆撃後は機体が軽くなるため、航空隊の移動力も元に戻ります。

名称     :雷装(1回)
分類     :航空装備用搭載武器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):45cm/60cm
反撃     :×
対空     :×
空中     :〇
攻撃判定   :2
移動力修正  :0
消費MP   :5
備考     :航空隊1隊に魚雷を搭載し、航空雷撃を行います。
 艦艇の装甲によるダメージ軽減効果を無効化します。また航空雷撃を受けた艦艇は、[ダメージコントロール]の判定に成功するか、[応急修理]を行うまで、浸水によって毎ターン1ポイントの追加ダメージを受けます(「ターン終了フェイズ」時に追加ダメージが入ります)。なお、航空雷撃は艦艇の至近距離で行われるため、目標となった艦艇は[回避]を行うことができません。
 雷装は1度の出撃で、1回の攻撃分しか装備できません。

名称     :偵察機(1機)
分類     :航空装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :偵察機を飛ばし、索敵や着弾観測を行うことができます。
 HP1、SP0、移動力8。偵察機は[索敵]能力を持ち、独自に行うことができます。さらに、味方に指示を出すことで、着弾点をより正確にできます。偵察機の半径60cm以内にいる目標を砲撃戦および雷撃戦で攻撃する場合、攻撃判定のサイコロの目を−1します(0にはなりません)。
 偵察機に爆装や雷装を施し、攻撃機として運用することもできます。ただし、その場合は[索敵]能力を失います。

名称     :電探
分類     :航空装備用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :[索敵]の範囲を半径90cmに拡大します。


<砲撃戦用装備品表>

名称     :対空機銃
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :直射撃/散布射撃
効果範囲   :貫通
射程(有/最):90cm/120cm
反撃     :〇
対空     :〇
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :ダメージ−1(0にはなりません)。散布射撃時の攻撃判定は2になります。航空隊は1隊が多数の機体から成り立っているため、散布射撃でも1隊しか目標にできません。偵察機の場合は3機まで目標にできます。

名称     :高角砲
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):120cm/180cm
反撃     :○
対空     :○
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :ダメージ−1(0にはなりません)

名称     :火砲(小口径)
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :曲射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):120cm/240cm
反撃     :○
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :3
移動力修正  :0
消費MP   :15
備考     :半径60cm以内の目標に対しては、直射撃で攻撃することができます。

名称     :火砲(中口径)
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :曲射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):120cm/240cm
反撃     :○
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :2
移動力修正  :0
消費MP   :20
備考     :ダメージ+2。半径60cm以内の目標に対しては、直射撃で攻撃することができます。

名称     :火砲(大口径)
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :曲射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):360cm/360cm
反撃     :×
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :1
移動力修正  :0
消費MP   :30
備考     :ダメージ+5。半径120cm以内の目標に対しては、直射撃で攻撃することができます。
 「火砲(大口径)」を搭載できるのは、重巡洋艦と戦艦です。

名称     :火砲(超大口径)
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :曲射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):360cm/420cm
反撃     :×
対空     :×
空中     :×
攻撃判定   :1
移動力修正  :0
消費MP   :40
備考     :ダメージ+10。半径120cm以内の目標に対しては、直射撃で攻撃することができます。
 「火砲(超大口径)」の最大射程(361cm〜420cm)は、そのままでは判定値は0ですが、偵察機の[索敵]範囲内にいる目標を狙う場合、判定値が1になります。
 「火砲(超大口径)」を搭載できるのは、戦艦だけです。

名称     :近接信管
分類     :高角砲用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :使用武器による
射程(有/最):使用武器による
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :使用武器による
移動力修正  :0
消費MP   :20
備考     :高角砲の砲弾すべてに近接信管を組み込み、命中率を向上させます。
 高角砲の攻撃判定に+1のボーナスが付きます。

名称     :対空砲弾(1発)
分類     :火砲用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :使用武器による
射程(有/最):使用武器による
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :使用武器による
移動力修正  :0
消費MP   :5
備考     :火砲用の榴散弾の一種で、時限信管によって敵航空隊の前面で弾丸が炸裂し、無数の弾子で攻撃します。
 火砲の対空を「○」にすることができます。


<雷撃戦用装備品表>

名称     :魚雷(1斉射分)
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):90cm/180cm
反撃     :×
対空     :×
空中     :〇
攻撃判定   :2
移動力修正  :0
消費MP   :5
備考     :海面下(深度1)を航行する魚雷により、艦艇の喫水下の部分を攻撃し、爆発と浸水によって目標を破壊します。
 ダメージ+2。艦艇の装甲によるダメージ軽減効果を無効化します。また魚雷攻撃を受けた艦艇は、[ダメージコントロール]の判定に成功するか、[応急修理]を行うまで、浸水によって毎ターン1ポイントの追加ダメージを受けます(「ターン終了フェイズ」時に追加ダメージが入ります)。なお、目標となった艦艇は[回避]の判定に成功すれば、魚雷を回避することができます。
 魚雷は深深度(深度2)では使用できません。
 魚雷は1回の攻撃につき、3〜5本程度を一斉に発射しますが、それらを一括して判定は1度で行います。

名称     :酸素魚雷(1斉射分)
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :直射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):90cm/270cm
反撃     :×
対空     :×
空中     :〇
攻撃判定   :2
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :海面下(深度1)を航行する魚雷により、艦艇の喫水下の部分を攻撃し、爆発と浸水によって目標を破壊します。
 ダメージ+4。艦艇の装甲によるダメージ軽減効果を無効化します。また魚雷攻撃を受けた艦艇は、[ダメージコントロール]の判定に成功するか、[応急修理]を行うまで、浸水によって毎ターン1ポイントの追加ダメージを受けます(「ターン終了フェイズ」時に追加ダメージが入ります)。なお、酸素魚雷は航跡が見えないため、目標となった艦艇は[回避]を行うことができません。
 酸素魚雷は深深度(深度2)では使用できません。
 魚雷は1回の攻撃につき、3〜5本程度を一斉に発射しますが、それらを一括して判定は1度で行います。

名称     :魚雷発射管(1基)
分類     :魚雷発射用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :0
消費MP   :5
備考     :魚雷を圧搾空気で射出する装置で、三連装から五連装まであります(ルール的には違いはありません)。艦種によっては最初から1基の魚雷発射管を持ちますが、これを増設し、各種技能と組み合わせることで、1度に多数の魚雷を放つことが可能となります。水雷艇と潜水艦は計2基まで、それ以外の水上艦は計10基まで増設することができます。
 なお、魚雷発射管には魚雷はついてきません。魚雷発射管だけ増設しても、魚雷の備蓄がなければ無用の長物となりますので、ご注意ください。

名称     :爆雷
分類     :艦載兵器
攻撃タイプ  :曲射撃
効果範囲   :非貫通
射程(有/最):30cm/30cm
反撃     :×
対空     :×
空中     :○
攻撃判定   :1
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :潜望鏡深度(深度1)および深深度(深度2)を潜航している潜水艦に、爆風攻撃を行います。攻撃する際は、[索敵]によって目標となる潜水艦の居場所を確認している必要があります。
 ダメージ+2。爆雷攻撃を受けた潜水艦は、[ダメージコントロール]の判定に成功するか、[応急修理]を行うまで、浸水によって毎ターン1ポイントの追加ダメージを受けます(「ターン終了フェイズ」時に追加ダメージが入ります)。


<艦艇用装備品表>

名称     :バルジ
分類     :防御用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :−1
消費MP   :15
備考     :艦体の舷側装甲外部に取りつける追加装甲で、中は空洞になっており、魚雷の被害を軽減する効果があります。ただし、巡航速度が低下してしまいます。
 HP+3。バルジ自体に[ダメージコントロール]の効果があり、技能で[ダメージコントロール]を取得していた場合は、重ねて判定を行うことができます。

名称     :飛行甲板
分類     :艦艇用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :0
消費MP   :5
備考     :艦載機運用のための甲板、カタパルト、クレーン、格納庫などで、軽空母、正規空母以外の艦艇が航空隊や偵察機を運用する際に必要となります。
 戦艦に取りつけ、航空戦艦にした場合、航空隊は1隊、偵察機は6機まで艦載することができます。
 重巡洋艦に取りつけ、航空巡洋艦にした場合、偵察機を6機まで艦載することができます。
 潜水艦に取りつけ、潜水空母にした場合、偵察機を3機まで搭載することができます。なお、潜水空母からの偵察機の発艦は、1ターンにつき1機ずつとなります。

名称     :航空要員
分類     :艦艇用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :0
消費MP   :20
備考     :航空機の修理・整備・兵装などを行う要員を強化します。
 軽空母、正規空母に帰投した航空隊のHP回復を、1ターンにつき2隊まで行えるようになります。

名称     :機関部強化
分類     :艦艇用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :+1
消費MP   :30
備考     :バルジなどを付けて移動力が低下した艦艇に、速力を取り戻させるためのものです。艦艇の元々の移動力より上昇させることはできません。ただし、[回避]を取得している艦艇に対しては、[回避]の判定値に+1のボーナスを付けることができます。

名称     :船の精霊
分類     :艦艇用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :0
消費MP   :5
備考     :艦艇に精霊を宿らせることができます。船の精霊は「精霊の加護」の力により、自分以外の誰かが振ったサイコロを1ゲーム中に1回だけ、勝手に振り直します。このサイコロを[幸運]や別の「精霊の加護」で振り直すことはできません。

名称     :高性能ソナー
分類     :艦艇用装備
攻撃タイプ  :特殊
効果範囲   :なし
射程(有/最):なし
反撃     :―
対空     :―
空中     :―
攻撃判定   :なし
移動力修正  :0
消費MP   :10
備考     :[索敵]の判定値に+1のボーナスを与えます。


<ねいばるはんまー用 技能/特殊能力表>

名称     :技能/特殊能力の呼び名です。
分類     :技能/特殊能力の性質です。
使用条件   :技能/特殊能力を使用するために必要な条件です。特に指定のあるもの以外は、「戦闘不能」「行動不能」状態での使用はできません。
使用タイミング:技能/特殊能力を使用することができるフェイズです。
消費SP   :技能/特殊能力を使用する時に消費するSPの量です。
消費MP   :技能/特殊能力を獲得するために必要なMPです。
効果     :技能を使用した時の効果です。

名称     :隠蔽
分類     :技能
使用条件   :[潜水艦]属性を持つこと
使用タイミング:行動
消費SP   :1
消費MP   :20
効果     :深深度(深度2)にいる潜水艦が敵の[索敵]で発見された際、海中を攪乱するなどして再び完全遮蔽状態になることができます。別の行動(射撃、他の技能/特殊能力の使用)を行うまで有効です。隠蔽中は移動力が1になります。

名称     :占い
分類     :特殊能力
使用条件   :―
使用タイミング:行動
消費SP   :―
消費MP   :20
効果     :半径60cm以内にいる自分以外の艦艇を占います。サイコロを振り1〜2の目が出たら、その艦艇が次に行う判定に+1のボーナスが付きます。3〜4の目が出たら、特に何もありません。5〜6の目が出たら、その艦艇が次に行う判定に−1のペナルティが付きます。

名称     :応急修理
分類     :技能
使用条件   :
使用タイミング:行動
消費SP   :―
消費MP   :20
効果     :自分のHPを2回復させます。応急修理を行ったターンは、他の行動や攻撃を行うことができません。

名称     :回避
分類     :技能
使用条件   :特定の艦種のみ
使用タイミング:魚雷攻撃を受けた時
消費SP   :―
消費MP   :新規取得不可
効果     :雷撃戦において、迫りくる魚雷の航跡を見ながら艦を動かし、魚雷を避けることができます。
 魚雷の命中弾に対し、サイコロを振り、艦艇の移動力以下の目が出た場合、命中弾を回避することができます。SP消費技能を使用した攻撃に対しても有効です。また1ターンに何度[回避]を使っても構いません。なお、航空戦や砲撃戦による攻撃は回避することができません。

名称     :究極幸運
分類     :特殊能力
使用条件   :[不幸]を持っていないこと
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :60
効果     :自分が行うあらゆる判定においてサイコロの出目が気に入らない時に、それぞれにつき1回だけ振り直すことができます。

名称     :急速潜航/急速浮上
分類     :技能
使用条件   :[潜水艦]属性を持つこと
使用タイミング:移動
消費SP   :1
消費MP   :20
効果     :潜水艦を1回の移動フェイズで、海上(深度0)から深深度(深度2)まで一気に潜航させることができます。水平方向の移動距離については、通常の移動時と変わりません。急速潜航した潜水艦は、移動終了後に完全遮蔽状態になります。
 同様に、潜水艦を1回の移動フェイズで、深深度(深度2)から海上(深度0)まで一気に浮上させることができます。水平方向の移動距離については、通常の移動時と変わりません。

名称     :狂気
分類     :特殊能力
使用条件   :―
使用タイミング:士気チェック
消費SP   :―
消費MP   :10
効果     :士気チェックに失敗した場合、必ず「狂暴化」します。

名称     :恐怖
分類     :特殊能力
使用条件   :―
使用タイミング:航空戦
消費SP   :―
消費MP   :30
効果     :戦慄を与えて敵を萎縮させます。空中戦中の敵航空隊が自分の航空隊に対して行う攻撃判定(反撃も含む)に、−1のペナルティを付けさせることができます。

名称     :近眼
分類     :身体能力
使用条件   :―
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−10
効果     :直射撃と[索敵]の判定に−1のペナルティが付きます。

名称     :空中戦奥義
分類     :技能
使用条件   :航空隊(一部のみ偵察機も可)
使用タイミング:航空戦
消費SP   :1
消費MP   :30
効果     :航空戦において、通常の攻撃を行う代わりに空中戦奥義を使用することができます(<空中戦奥義表>参照)。[空中戦奥義]を使った攻撃に対し、反撃を行うことはできません。

名称     :幸運
分類     :特殊能力
使用条件   :[不幸]を持っていないこと
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :30
効果     :自分が行うあらゆる判定においてサイコロの出目が気に入らない時に、1ターンにつき1回だけ振り直すことができます。

名称     :索敵
分類     :技能
使用条件   :―
使用タイミング:行動
消費SP   :―
消費MP   :10
効果     :半径60cm以内にいる、完全遮蔽状態または[隠蔽]で隠れている潜水艦を発見できます。発見された潜水艦は[隠蔽]による効果を失います。
 潜水艦が潜んでいる深度により、[索敵]の成功率が変わります。潜望鏡深度(深度1)ではサイコロで1〜3の目、深深度(深度2)ではサイコロで1〜2の目を出すことで潜水艦を発見します。それぞれの深度につき、1度ずつ判定を行ってください。
 範囲内に複数の潜水艦が[隠蔽]していた場合、1の目が出たら1隻発見、2なら2隻というように、サイコロの成功値で発見数が決まります。
 発見数が決まった後、どの潜水艦が発見されたかは、[隠蔽]している側のチームで話し合って決めてください。

名称     :指揮
分類     :技能
使用条件   :―
使用タイミング:士気チェック
消費SP   :―
消費MP   :30
効果     :半径90cm以内にいるすべての味方艦艇の士気チェック、および士気回復チェックの判定に、+2のボーナスを付けることができます。指揮官が「行動不能」状態にならない限り、効果は持続します。

名称     :集中
分類     :特殊能力
使用条件   :―
使用タイミング:航空戦/砲撃戦/雷撃戦
消費SP   :1
消費MP   :20
効果     :通常の射撃を行います。命中した場合、ダメージに+2できます。曲射、散布射撃時には使えません。[集中]を使った攻撃に対し、反撃を行うことはできません。

名称     :狙撃
分類     :技能
使用条件   :―
使用タイミング:砲撃戦/雷撃戦
消費SP   :―
消費MP   :40
効果     :直射攻撃において、攻撃判定のサイコロの目を−1します(0にはなりません)。なお移動した直後の[狙撃]はできません。効果があるのは直射の射撃武器のみです。

名称     :ダメージコントロール
分類     :技能
使用条件   :
使用タイミング:自分がダメージを受けた時
消費SP   :―
消費MP   :10
効果     :サイコロを振り1〜3の目が出たら、1つの直射攻撃によるダメージを−1することができます。魚雷攻撃に対して使用し、判定に成功した場合、魚雷の浸水による追加ダメージを無効化します。

名称     :弾幕
分類     :技能
使用条件   :「対空機銃」を装備していること
使用タイミング:行動
消費SP   :1
消費MP   :15
効果     :多量の弾丸をばら撒き、航空隊を撃退します。
 効果は丸1ターンの間、続きます。判定は行動フェイズに行われるため、[弾幕]の使用を宣言した直後と、相手側の行動フェイズが対象となります。
 敵の航空隊が対空機銃の射程内に入ってきた場合、艦載している対空機銃のすべてを使って攻撃できます。その際、対空機銃は散布射撃での攻撃になり、対空機銃1基につき航空隊1隊、もしくは偵察機3機までを相手にすることができます。
 相手側の行動フェイズを使って攻撃を行う際も、判定値は変わりません。
 [弾幕]の効果中に、砲撃戦フェイズに対空機銃を使って攻撃することも可能です。

名称     :強気
分類     :特殊能力
使用条件   :[弱気][冷血]を持っていないこと
使用タイミング:士気チェック
消費SP   :―
消費MP   :20
効果     :士気判定に+1のボーナスが付きます。また、[恐怖]の効果の影響を受けません。

名称     :天才
分類     :特殊能力
使用条件   :―
使用タイミング:特殊
消費SP   :1
消費MP   :60
効果     :分類が「技能」のものを1つ選び、使うことができます。

名称     :同時発射
分類     :技能
使用条件   :同じ分類の武器を2つ持っていること
使用タイミング:砲撃戦/雷撃戦
消費SP   :―
消費MP   :20
効果     :1つの目標に対し、2つの武器を同時に使用して攻撃できます。1ターンにつき、砲撃戦フェイズ、雷撃戦フェイズそれぞれで1回ずつ使うことができます。

名称     :特殊攻撃
分類     :特殊能力
使用条件   :―
使用タイミング:行動
消費SP   :1
消費MP   :*
効果     :個人が持つ特殊な攻撃能力です(<特殊攻撃表>から選んでください)。[特殊攻撃]を使った攻撃に対し、反撃を行うことはできません。

名称     :のろま
分類     :身体能力
使用条件   :―
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−30
効果     :移動力が−1されます。

名称     :不幸
分類     :特殊能力
使用条件   :[幸運]を持っていないこと
使用タイミング:ターン終了フェイズ
消費SP   :―
消費MP   :−30
効果     :[不幸]を持つ艦艇は、次のターンに自分が行うあらゆる判定において、サイコロを2個振り、不利なほうの出目を適用しなければなりません。ただしターン終了フェイズ時に次ターンのための不幸逃れチェックを行うことができます。サイコロを振り、1〜4の目が出たら不幸から逃れることができます。

名称     :へっぽこ
分類     :身体能力
使用条件   :―
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−40
効果     :SP消費技能を含むすべての判定に−1のペナルティが付きます。

名称     :へにょへにょ
分類     :身体能力
使用条件   :―
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−20
効果     :速攻で疲れてしまいます。2ターン行動したら、1ターンお休みしないと行動できません。具体的には移動や攻撃行動、反撃などが行えなくなります。ただ、「戦闘不能」状態ではないので、[防御]などは行うことができます。

名称     :防御
分類     :技能
使用条件   :―
使用タイミング:自分がダメージを受けた時
消費SP   :1
消費MP   :30
効果     :自分が受けるあらゆるダメージを−3します(1つのダメージに対してのみ)。ただし[防御]を使った場合、反撃を行うことができません。また「戦闘不能」状態では使えません。

名称     :身代わり
分類     :技能
使用条件   :―
使用タイミング:味方艦艇がダメージを受けた時
消費SP   :1
消費MP   :10
効果     :半径30cm以内にいる味方艦艇が受けたダメージを、自分に移し替えることができます。潜水艦の場合、同じ深度にいる相手にしか効果を発揮しません。

名称     :友情
分類     :特殊能力
使用条件   :―
使用タイミング:行動
消費SP   :1
消費MP   :20
効果     :半径30cm以内にいる味方艦艇1体のSPを1回復させます。

名称     :弱気
分類     :特殊能力
使用条件   :[強気][冷血]を持っていないこと
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−15
効果     :士気判定に−1のペナルティが付きます。

名称     :冷血
分類     :特殊能力
使用条件   :[強気][弱気]を持っていないこと
使用タイミング:士気チェック
消費SP   :―
消費MP   :30
効果     :士気チェックを行う必要がありません。また、[恐怖]の効果の影響を受けません。

名称     :老朽化
分類     :身体能力
使用条件   :―
使用タイミング:常時
消費SP   :―
消費MP   :−15
効果     :HPの最大値が−1されます。


<空中戦奥義表>

名称:空中戦奥義の呼び名です。
目標:空中戦奥義の目標です。
効果:空中戦奥義の効果です。

名称:カウンター・アタック
目標:敵航空隊1隊
効果:航空応戦フェイズ時に使用します。その直前の相手側航空戦フェイズで受けたダメージ分、攻撃判定が増加します(1ダメージ受けた場合、攻撃判定2が3に、3ダメージなら5になります。なおどれだけダメージを受けても、攻撃判定は5までしか上がりません)。通常は反撃を行えないSP消費技能/特殊能力に対しても、[カウンター・アタック]は使用することができます。

名称:つばめ返し
目標:敵航空隊1隊または敵艦1隻
効果:通常の攻撃を2回行います。

名称:最終奥義
目標:敵航空隊1隊または敵艦1隻
効果:自分のHPを減らすことで、攻撃判定5の攻撃を行えます。さらに、減らしたHP分だけダメージを上乗せすることができます。

名称:ハイバルチ
目標:空中戦に参加しているすべての敵航空隊および偵察機
効果:空中戦に参加しているすべての敵機に対し、攻撃判定3の攻撃を行います。判定は各隊および各機ごとに行います。

名称:防御機動
目標:自分
効果:自分の航空戦フェイズで使用します。この空中戦奥義を使用した次の相手側航空戦フェイズの間、自分が受けるダメージをすべて−3することができます。


<特殊攻撃表>

名称     :特殊攻撃の呼び名です。
分類     :特殊攻撃の種類です。
使用タイミング:特殊攻撃を使用することのできるタイミングです。
効果範囲   :特殊攻撃の効果範囲です。
射程(有/最):特殊攻撃の射程です。左が有効射程、右が最大射程です。
消費MP   :特殊攻撃能力を獲得するために必要なMPです。
効果     :特殊攻撃を使用した時の効果です。

名称     :一撃離脱
分類     :射撃
使用タイミング:航空戦/砲撃戦/雷撃戦
効果範囲   :使用武器による
射程(有/最):使用武器による
消費MP   :15
効果     :反撃を受けずに射撃攻撃を行うことができます。攻撃後は30cmまで後退することができます。

名称     :全力射撃
分類     :射撃
使用タイミング:砲撃戦/雷撃戦
効果範囲   :使用武器による
射程(有/最):使用武器による
消費MP   :30
効果     :所持しているすべての射撃武器を使用して攻撃します。砲撃戦用の武器と雷撃戦用の武器を持っていた場合、砲撃戦フェイズと雷撃戦フェイズに跨って効果が発揮されます。

名称     :早撃ち
分類     :射撃
使用タイミング:航空戦/砲撃戦/雷撃戦
効果範囲   :使用武器による
射程(有/最):使用武器による
消費MP   :20
効果     :同じ武器で2回攻撃します。




 



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