第1回木崎湖はんまーFINAL (長野県松本市あがたの森文化会館)その4
2009/07/18〜20 レポート:旅人のりん

 


絶体絶命の大恋愛同盟。あきらめかけたその時に
「勝利の女神様」があがたの森に降臨する。


木崎高校教室に陣取るみずほ先生。取っ手のついたポッチーはまるで采配のよう。


本戦にて先攻を取ったララ氏率いる銀河連盟は魔法ユニットによる集中攻撃を行い、さらに大恋愛同盟の長射程ユニットをブロックし無力化。散り散りになったユニットを白兵特化ユニットで各個撃破していくという、非常に手堅い方法で敵チームを追い込んでいきました。ララ氏は当初第1ターンからみずほ先生に火線を合わせて1ターンキルを画策していたとの事ですが、それはさすがに気が引けたそうで、その作戦が実行されることはありませんでした。

ララさんの判断は、はんまー者としては決してまちがってはいません。勝ち負けを超えた全体の流れを読むことは、時と場合によっては試合に勝つことよりも優先される事があります。それがはんまーなのです。みずほ先生が真っ先にキルされた木崎湖はんまーはおそらく誰も望まない光景でしょう。たとえそれが敵軍であったとしても。

しかし、これが銀河連盟の悲劇の始まりになろうとは誰も予想することは出来ませんでした。






「まいっちんぐ」的なポーズを披露するでびはちさんのクラン大尉。
森野1号さんの荷電がフルダメージで入ったためこのようなことに。




しかし、それまでダメージが蓄積していた1号さんは次のターンに戦闘不能に。合掌。


私が担当していたのは木崎湖エリアの星湖亭周辺でしたが、銀河連盟軍は広域魔法で大恋愛同盟に大ダメージを与え、苺にゃんは負傷したユニットの治療に追われていました。しかし、状況が一変したのです。H−iWAさんの森野1号さんが荷電粒子砲扱いの一眼レフカメラを[集中]つきで、でびはちさんのクランたんにヒットさせます。もちろん一撃で昇天。このあたりから大恋愛同盟の反抗作戦が始まったのです。



「女神の加護」をうけた大恋愛同盟。
破竹の勢いはとどまることを知らない。



海ノ口を巡って、KENさんの森野苺たんと「雲」さんの剣豪ホロが激突。


そのころ、校内エリアではララさんのまじかるティーチャーが判定3の攻撃がマックスダメージで入り、その場で戦闘不能に。また、睦月さんの小石と白兵を繰り広げているDDエスカレイヤーは、幸運を含めた4回の攻撃判定をすべて失敗するという事態が起こっていました。銀河連盟の攻撃はことごとく渋く、逆に大恋愛同盟の攻撃は大ダメージという、ダイスによる確率論を覆す異常事態が展開していたのです。「主人公補正がかかったのか?」「言霊が降りてきた」「女神ベルダンディが降臨した」などと、両陣営にどよめきが広がります。




縁川商店付近ではOPさんの娘さんと当日強襲をかけた
はいぱあさんの長門が一騎打ち。



その先ではFAIさんが持参した地獄どん代理のヘルたんが自慢のげんこを振りかざしていました。


ここだけ空想特撮シリーズチックな光景。MaRioさんの白石が
変身するとこのようにミノルトラマンに変身します。ジュワッ!



「女神の加護」を確信した大恋愛同盟は、その後おかしいくらいに攻撃がヒットし、本来回復ユニットである私の苺にゃんも奥義[ソニックブレイド]で後方支援をしたりとフィールド全体で反抗作戦が展開。気がつくと、5つあるフラッグポイントのうち4つまで手が届くか…というところで試合が終了しました。
考えてみれば、ここはおねてぃの聖地。みずほ先生か、女神ベルダンディか、はたまた17才本人かの言霊が降りてきたとしてもなんら不思議はありません。
「木崎高校の中でみずほ先生と戦って勝てるわけがない!」
誰かがそうつぶやいたその言葉が今回の試合のすべてを物語っていました。



 
HiroさんののえみんはFAIさんの1/6御大と対峙。



私の苺にゃんはソニックブレイドで攻撃。ダメージは…当たっただけよしということで。





戦い終わって記念撮影。

ここの会場の利用時間が5時までなので、予定時間よりも早めに撮影開始。ええ。制限時間前にすでに決着がついていたからにほかありません。ともかく、セットを寄せて会場の参加ドールさんを集めて恒例の記念撮影です。撮影に参加してくれたドールさんの多いこと!完全アウェーの松本でこれだけのドールさんが集まるなんで想像していませんでした。戦いが終われば敵味方は関係ありません。木崎湖+教室フィールドをバックに参加者のフラッシュを浴びます。


















まとめとか反省とか。

このあとは、校門前で締めを行いまして、めでたく木崎湖はんまーのゲームが終了しました。その後、2泊組は打ち上げ会場の来っ来知っ来(クックチック)で談笑し、最終日は移動オンリー。無事に皆様帰還されたとの報告をうけましたので、これにて

木崎湖はんまーはこの回にて終了とさせていただきます。

考えてみれば、宿泊を伴うはんまーは、はまなはんま〜(浜松)寝はんま〜(名古屋)など、宿泊施設内で行うものはありましたが、現地の公共施設を借りておこなったはんまーは、今までになかった試みでした。それがおねてぃの「聖地」であるのですから、誰よりも私自身のテンションが上がったのは言うまでもありません。企画から開催まで約8ヶ月。長いようであっという間の時間でした。

そして、今回の木崎湖はんまーは多くの皆様によって支えられたイベントでありました。木崎湖下見に付き合ってくれた阿部氏さん。さらに教室ストラクチャを製作してくれた「雲」さん。会議室を提供していただいたホテル池田屋の皆さん。そして、会場をお貸しいただいたあがたの森の職員の皆さん。他に多くの参加者に助けられてここまでやってこれたのだと思います。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

元はといえば私のミクシィでの日記がきっかけで始まった「木崎湖はんまー」ですが、多くの方々の手によって「はんまー史上最大の作戦」と呼ばれるほどになりました。ありがたいことです。これをバネにして、私たちは音速を超え、光速を超えて走り続けていきたいと思います。





 
写真は「雲」さん提供。睦月さんとはいぱあさんのスイフトスポーツ。
…これ、なんて「おねがい☆ツインズ」?
 


まさかの次回予告

私の主催する「木崎湖はんまー」はこれで最後なのですが、実は長野でのはんまーはまだ続くのです。先述の阿部氏さんの主催で木崎湖はんまーFINAL REVENGE(仮名)がただいま企画進行中との事です。
ちょうど1年後、2010年の7月17日に開催予定とのことで、期待が膨らみます。



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